地域包括ケア病床 を開設しました

  当院では、急性期治療後のリハビリ・在宅復帰に向けた医療や支援を行うために、
 「地域包括ケア病床」をオープンしました。                               
                                    2015年10月30日
1.「地域包括ケア病床」とは
  一般病床において急性期治療を経過されて、すぐに在宅や施設へ移行するには不安のある方、
 看護必要度の高い方の治療継続、在宅復帰に向けたリハビリテーション、を必要に応じて行い在宅
 復帰を目的とした、厚生労働省に設置が認められている病室です。

 ○当院の地域包括ケア病床

 病棟  病室
2階 1病棟  206号室 ・ 211号室


2.地域包括ケア病床への入院対象となる患者様とは

  ①入院継続により状態は改善したが、在宅に戻るには、もう少し治療継続が必要な方。
  ②入院治療により症状が安定し、在宅復帰に向けてリハビリテーションが必要な方。
  ③在宅での療養準備が必要な方。

※入院期間は状態に応じて調整いたしますが、
最大60日です。




3.在宅復帰支援計画について
  在宅復帰をスムーズに行うために、「地域包括ケア入院診療計画書」(在宅復帰支援計画書)を作成し、
 在宅復帰支援担当者を含むチームで支援いたします。


4.入院費について
 ・地域包括ケア病床に入院された場合、入院費の計算方法は一般病棟とは異なり
  「地域包括ケア入院医療管理料2」を算定します。
 ・入院費には、リハビリテーション料・投薬料・注射料・処置料・検査料・入院基本料・
  画像診断料等の費用が含まれています。


5.入院に対する留意点
  一般的な血液検査・レントゲン検査・投薬治療は可能ですが、一般病棟で行うような高額な
 医薬品の投与や特殊な検査・手術などには対応できません。

   症状の変化により、一般病棟に転室する場合があります。

   

   ご不明な点は、地域連携室までお尋ねください。
    

     <お問い合わせ>  (075)622-0701