看護部長のあいさつ |
看護部長 齋藤 国子
弥生3月を迎えると同じくして、社会全体の環境も日々変化しておりますが、春は日ごとに近づいており新たな年度の準備に取り組んでおられる時期と存じます。
このたび、看護部長に就任いたしました、齋藤国子と申します。
当院には2017年に入職し3年余りですが、今年度より前任看護部長からこの役を引き継ぎ、重責に身の引き締まる思いで日々を過ごしております。
大島病院看護部は、地域住民の皆様に安心して生活していただけるよう、地域に根ざした病院でありたいと考えております。そのために、当院は急性期病棟に一部地域包括病棟を有し、急性期の治療終了後の在宅等での療養に不安を持っておられたり、在宅復帰に向けてもう少しリハビリが必要であったり、身体状況変化に伴う自宅環境を整えるまでの期間の在宅復帰支援のための病棟としています。合わせて二つの障害者病棟においても、入院時から退院後の生活を見据え、関係職種と連携を密にして退院支援に取り組み、患者様やご家族の方が安心してご自宅へ戻られるのを円滑に支援し、京都市の地域包括ケアシステムの一端を担うことができるよう努めてまいりたいと思っております。また、地域拠点病院三次救急病院の協力病院としての役割も担っており、より質の高い看護ケアを提供するための人材育成の強化を進めることで、安全と安心のもと「信頼される看護」の提供に努めてまいります。
看護師は「命を預かる現場」に日々携わっています。「命」というのはただ「生きているだけ」ということではなく、その人自身の生活やその人らしさ、家族の思いや生活、そのすべてを意味するものだと思います。私たちはそのことをしっかり理解し、今後も「大島病院全職種チーム」として多職種と協働し発進していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
看護部 理念 |
私たちは、
1. 患者様の安全を確保し、より安全な看護を目指します
2. 患者様の選択を尊重し、自立に向けた看護を提供します
3. 患者様やご家族を思いやる、心のこもった対応をします
4. 専門職としての誇りを持ち、自らの健康の保持増進に努め、
品位を高めた責務を果たし自己の能力開発に努めます
看護部の基本方針
▶事故のない安全な看護を提供します
▶患者様に満足して頂ける看護を実践します
▶専門性を高め、やりがいが感じられる看護を実践します
▶地域・医療間の連携を密にした看護を実践します
♦看護部ビジョン ”笑顔でおもてなしの心を持って対応します”